劣化8mmフィルムのデジタル化

映像の復元完了

前回説明した半自動接続プログラムを使って、564本のショットをなんとか141ショットにまで接続できました。これ以上は半自動接続プログラムを使っても人の負担の方が多いかもしれなさそうだったので、地道にWindowsのMovieMakerを使っ...
劣化8mmフィルムのデジタル化

映像を半自動結合するプログラム

phashを使った類似フレーム(後続フレーム)の抽出は予想外に大変でした。いつものことですが、やる前は簡単に感じるのはどうしてなのでしょう。どうにか大量のフィルム断片(ショット)から半自動で元のショット順に並べ替えるプログラムを作成しました...
劣化8mmフィルムのデジタル化

映像の結合方法

すべてのフィルム片を撮影して、バラバラのフィルムごとに個別の動画を自動的に作成できました。14,479フレームからなる564本もの断片動画となりました。動画の順番はバラバラな状態です。これを元の順番に並べ替えなければなりません。元の順番が分...
劣化8mmフィルムのデジタル化

撮影完了!

ついに1リール分の撮影が完了しました。正直大変でした。時間は測っていませんが、30時間ぐらいはかかっている気がします。撮影した画像は、順次フレーム抽出を行なって、プログラムの改修と画像の確認を行っていたので、プログラムが安定してくるにつれて...
劣化8mmフィルムのデジタル化

フレーム抽出処理(穴とフレームの抽出)

前回説明した傾き補正により傾きが補正された画像がこれです。ここから、まず形状が安定している穴を抽出します。テンプレートマッチングで抽出するので、以下の穴のテンプレート画像を事前に作成しました。テンプレートマッチングによるレスポンス画像がこれ...
劣化8mmフィルムのデジタル化

フレーム抽出処理(傾き補正)

フィルムの撮影がなかなか進まない(気が進まないと書いた方が正しいかもしれません)ので、撮影した画像からフレームを抽出する処理を少し詳しく説明します。まずは撮影したフィルムの傾きを抽出します。撮影画像は解像度が高すぎて処理に時間がかかるので、...
劣化8mmフィルムのデジタル化

デジタル化作業の途中経過

最近はデジカメで撮影しては動画生成ツールで動画を生成するという作業を少しずつやっています。8mmフィルムの状態や撮影条件が変わることによって、ツールが上手くフレームを抽出できない場合があり、そのたびにロジックを修正したり、パラメータを調整し...
劣化8mmフィルムのデジタル化

超劣化フィルムからの復元

8mmフィルムは像が焼き付けられている薄い層のエマルジョンと分厚い透明のフィルムベースで構成されています。劣化が進むと、この透明のフィルムベースが変形してくるだけでなく、脆くなって簡単に割れてしまいます。なので、機械的にフィルムを送る映写機...
劣化8mmフィルムのデジタル化

ラミネーターで 8mm フィルムの平坦化

劣化によりヨレヨレになったフィルムはアイロンで簡単に延ばせることを書きましたが、バラバラになったフィルムを一つ一つ注意しながら、アイロンをかけるのは面倒です。悩んでいたところ、アイロンの代わりにラミネーターが利用できるという情報を見つけてし...
劣化8mmフィルムのデジタル化

Raspberry pi カメラでの8mmフィルムの撮影

別の目的でRaspberrypi用の焦点距離手動調整可能なカメラを購入したので、試しにそのカメラで8mmフィルムを撮影してみました。<br/>焦点距離が手動調整可能だからなのか、マクロレンズなしに数センチのところまで寄れるので、...
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