ユニバーサル基盤で回路を再作成

徐々に時々止まることが増えてきた気がしていました。いろいろ調べてみるとどうもブレッドボードで作成している回路の接続が悪くなって抵抗が発生し、誤動作がを引き起こしているようです。当然なのですが、ブレッドボードの回路は何年も利用するような使い方を想定していません。そこで、この際、ユニバーサル基板で作り直しました。

回路自体はブレッドボードで作成した物とまったく同じです。以下のようなブレッドボードと同じ配線となっているユニバーサル基板もあります。

これを使えば、ブレッドボードと同じ配線でできるので楽なのですが、ブレッドボードと同様にスペース効率が悪いままです。せっかく作り直すのでユニバーサル基板を利用して、配線を一から作り直しました。

まず、ESP8266の開発ボードのピン幅が2.54mmなので、ユニバーサル基板のランド(穴)のピッチは2.54mmでなければなりません。また、配線は裏面だけに収まらないので、表面にも配線します。ここで注意が必要なのですが、ユニバーサル基板ではランドがスルーホールのものと、そうでないものがあります。スルーホールは表と裏のランドが接続されています。表面と裏面両方にメッキ線で配線する場合にはうっかり接続してしまう可能性がでてきます。そこで、私はスルーホールではないユニバーサル基板を利用しました。ビニール皮膜線で配線すればこのような問題はないので、この辺は好みですね。

サイズは95mm✖️72mmがちょうど良いです。私が使ったものは以下とほぼ同じだと思います。

配線が結構面倒でしたので、私が作成した配線図を参考にすると楽だと思います。

実践が基板表面の配線で点線が裏面の配線です。真ん中のモータドライバに接続されているジャンパー(緑線)で回転を設定するのですが、通常変更する必要はないと思うので、ジャンパーを使わずに緑線の部分を全て固定で配線してしまっても良いです。

完成した基板をお見せしたかったのですが、見た目のできが悪くて恥ずかしいのでやめときます。ユニバーサル基板で再作成してから3ヶ月ぐらいは経ったと思いますが、安定して動作しています。