JLCPCBの3Dプリンターサービス使ってみた

台風が来るかもしれないということで、太陽光パネルを固定するために、太陽光の追尾駆動部分を外すことにしました。以前は太陽光パネルも外したりしていたのですが、結構木製の架台が丈夫だと分かり、最近は太陽光パネルを固定するだけになってきました。

駆動部分を外してみたら、何と3Dプリンターで作成した部品がバラバラに壊れていました。塩ビ管の中の部品なので気づかなかったのですが、もしかしたら、壊れかかっていたところを、外すために力を加えて、さらに壊してしまったかのかもしれません。塩ビ管に固定する3つの部品すべてが壊れていました。

湿気ったフィラメントで作ったせいで強度が足りなくなったようです。その湿気ったフィラメントでも内部の充填率を上げれば強度を上げることもできるので、再度3Dプリンターで作成すれば良いのですが、良い機会なので以前から気になっていた3Dプリンターサービスを使ってみることにしました。まず、サービスを選ばなければならないですが、安さ優先だとほぼ中国一択となります。有名どころはやはりPCBWayかJLCPCBかなと思い料金を調べてみると、JLCPCBが安そうです。高ければ自作しようかと思っていたのですが、とんでもなく安くて驚いたのが正直なところです。

送料が結構高くなるかなと思ったのですが、生成物が小さいと送料も安いので手軽に依頼できそうな感じです。3つの部品が壊れていたのですが、最初2つしか壊れていないと思い、2つの部品だけ依頼しました。とりあえず以下のように一番安価な選択で依頼してみました。サンドブラストによる研磨は無料です。届いた作成費用は2つで$2.04です。安いですねぇ。送料も最も安いのを選択したので$2.01、初回割引クーポン$1.04引きで合計$3.01でした。送料が安い分届くのに1週間ちょっとかかったと思います。支払いはクレジットカードにしましたが、Paypalにした方が、まだ、安心だったかなと後から思いました。

防水のためでしょうか、こんなビニールに包まれて届きました。

以下のように作成部品は段ボールの箱に入っていました。中国の商品を買うと結構の割合で箱に入っていなかったりしますが、これなら安心です。

中もしっかりと緩衝材が入っています。

サンドブラストで研磨されているので、すべすべの表面になっていて、自作の部品とは大違いです。これでこの安さなので自分で作成するのが正直ばかばかしくなりました。

さぁ、組み立てようと思ったところで、もう一つの部品も壊れていることに、この時点で初めて気づきました。品質は問題なさそうなので、この際、1セット注文することにしました。

3番目の部品は試しにサンドブラストしないことにしました。また、この部品が大きかったからか、送料が一気に上がって$9.13になり、合計$20.44になってしまいました。割引クーポンがあったので、少し安くなりましたが、サイズにより作成費と送料の両方の金額が結構上がりますね。この金額だと逆に自分で作っても良いかなと思ってしまいました。

梱包自体は前回と同じですが、サンドペーパーが入っていました。多分、サンドブラストしなかった部品を研磨するためだと思います。サンドブラストしなかった部品は以下のようにやはり多少の出っ張りがあったりします。

これらの部品を使って組み立ててみて、生成精度も全く問題なしでした。3Dプリンターを持っていない人にとっては、このような3Dプリンターサービスを利用するのに十分に生成精度が高く、かつ、比較的安価だと思います。