風除け機能

前回2軸駆動のプログラムを紹介した時に、説明しなかったことがあります。それは、風除けの機能です。前々から風が強い時に壊れないか心配していたのですが、今回、太陽が低い位置にある時には太陽光パネルが垂直近くに立つことになるので、その心配がより増しました。そこで、風が強い時に操作一つで、風の抵抗が少なくなるようにパネルを水平する機能をプログラムに組み込みました。

ただ、ボードのボタンで操作するのはさすがに面倒なので、今回は電源の操作で水平にできるようにしました。つまり、私の場合は電源を室内のバッテリーからつなげているので、室内から電源のオン、オフでコントロールできます。電源を入れた後、2、3秒以内に電源をオフにすると、水平モードに設定されます。この状態ではまだ水平にはなりません。次に電源をオンにするとパネルが水平位置に移動し、かつ、東に向きます。同じ操作を行わない限り水平位置を保持し続けます。同じ操作を再度行うと水平モードを抜けて、初期化を開始します。

この機能はとても便利なのですが、作成時に電源のオン、オフを頻繁に行っていると、たまたま、水平モードに入ってしまい、何が起こったか分からず困惑するかもしれません。なので、通常の追尾動作がうまく動くまでは、この defineをコメントアウトして、この機能を無効化しておいた方が良いかもしれません。