2軸太陽追尾用の回路

垂直方向の駆動部分ができたので次は水平垂直の2軸で追従する太陽光パネルの回路です(追記2021/5/8 リレーを使わない回路図を作成したので、そちらを参照して頂くのがよいと思います。追記2023/02/23 最新はこちらです)。

水平方向用の回路に垂直方向のステッピングモーター、モータードライバー、リミッタースイッチを追加しています。

電流が足りなくなる可能性があるので2つのモーターは同時に動かさないようにします。ただし、ステッピングモーターは静止している時も静止位置で固定するために電流が流れます。そこでモーターの電源自体をコントロールする必要があります。

元々は2つのリレーで2つのモーターの電源を個別にコントロールしようと思ったのですが、 ディープスリープ時の電圧を利用してコントロールしようとするとリレーの仕様から2つのリレーを独立してコントロールできないことが分かり、結局2連の内の1つのリレーしか使っていません。なので、2つのモーターの電源は連動しますが、その代わりに、モータードライブでそれぞれのモーターの電源を制御しています。そのため以前の水平方向制御の回路と比較して線がモータードライバーへ一本増えています。

この回路ではモーターの電源供給をリレーで完全に切っていますが、モータードライバによる制御により、その必要性はあまりないかもしれません。リレーを省いても問題ない気がします。リレーを使うとしたら、ドライバの電源供給をリレーで切った方が良いのかもしれません。