3Dプリンター(Pxmalion CoreI3)の組み立て方

Pxmalion CoreI3の組み立てについて気づいた点を紹介します。製品購入時期(2018年8月初めに購入)によって製品の状況はかなり違うと予想されるので、ご参考程度だと思います。

USBドライブが同梱されていて、その中に最小限の組み立てマニュアルやトラブルシューティングが入っています。 日本語はすべて(といっていいと思います)微妙に変ですが、意味は分かるので特に問題ないです。 Pxmalionのサイトに行くとドキュメントがダウンロードできるのですが、ダウンロードを始めると終了まで16時間とか表示されました。サイト側で絞っているのだと思われるのですが60kb/s程度しか出ていません。 これを、待つのが嫌だったので作り始めましたが、これは結構失敗でした。 ダウンロードしたデータには動画が入っていてこれに沿って組み立てるのが正解です。 Pxmalionのサイトからドキュメントリンク(2018/08/18現在)がうまくたどれなかったので、ドキュメントのリンクを書いておきます。 (2018/10/21現在、ダウンロードファイルはOneDrive上に置かれているので、何時間もかかることはないです。)ただ、私の環境ではこのドキュメント(2018/07/12付け)は文字化けしていたのでサポートから頂いたリスト(画像)を用いて対応表を作りましたので最後に書いておきます。(2018/10/21現在、ダウンロードしたドキュメント(2018/09/14付け)は、やはり文字化けしています。ドキュメントが増えていますが、重要なドキュメントについては対応表が使えると思います。)

http://www.pxmalion.com/files/Pxmalion_2nd_Generation_CoreI3_3D_Printer_Japanese_Version.zip

ということで私はUSB内の組み立てマニュアルを基に組み立てを始めました。 まぁ、マニュアルはあまり親切には書いてないので、マニュアル自体を解読しながら組み立てていく感じになります。 最初に部品のチェックをした方が良いのか悩みましたが、大量に部品があるので諦めて私はしませんでした。組み立てマニュアルで大きく違っているところがあります。途中で写真と絵でヘッド位置が異なっていますが、絵が正解です。 他にも説明が不足となっているところが幾つかあります。 ただ、どうやらダウンロード版ではすべて修正されています。私は組み立てることができましたが、ダウンロード版の同梱版組み立てマニュアルを参照するのがやはり正解だったようです。うーん。ということで、

どんなに時間がかかってもドキュメントをダウンロードして、その動画と組み立てマニュアルを見ながら作りましょう。(ただ、同梱ドキュメントが、最後に書いたリストを網羅しているようであれば、同梱ドキュメント自体が更新された可能性が高いですのでダウンロードする必要はないかもしれません。)

同梱マニュアルでも私は何とか組み立てられたので、せっかちな人は挑戦してみても良いかもです。

部品について決定的な不具合が一点ありました。ボルトにTナットがなかなかはまらずおかしいなぁと思って、よく見るとTナットの内側にネジ山がないのです。 これでは当然はまる訳がないです。ネジ山がないTナットが二つありました。特殊な部品なのでホームセンターに売っているようなパーツではないです。 仕方がないので、サポートセンターにメールをしました。土曜にメールを出して、返事が返ってきたのは月曜でしたが、土日は休みでしょうから妥当でしょう。 すぐに送付しますとのことで確か水曜日にアマゾンの大きな箱(びっくりです)で送付されてきました。 TナットだけでなくY軸部品が一セットでしたのでこれで安心です。まぁ、サポートはしっかりしていると言って良いでしょうね。

次は、組み立て時にマニュアルに書いていない注意点です。

これは個々の出荷時の状態にかなり依存している気がするのですが、Y軸のリニアシャフトの動きが重いです。 一つの穴に通しただけで重いです。仕方がないので、刃が細いはさみがあったので、それで穴の内側を削ってみました。 内側は金属にみえるにも関わらず何か削れてきます。

 

ただ、後から考えるとリニアシャフトの削り粉がシャフトについていてそれが中に詰まったのかもしれません。ということは最初に、リニアシャフトをよく拭けば良いだけだったのかもしれませんし、刃物を使わずに綿棒とかでも取れたのかもしれません。その時点では気付いていなかったので内側を削って、ある程度スムーズになったところでY軸の板金に設置しました。 マニュアルに書いたある通りネジをきつく締めずゆるめますが、最終的にはゆるいどころゆるゆる状態で使っています。 潤滑油も塗って使っています。 これはX軸のリニアシャフトもぼぼ同様です。

次はマニュアルにも書いてあるのですが、X軸のリニアシャフトは奥までしっかり入れます。不具合時の対処方法のドキュメントにX軸の長さが記述されています。その長さに正しくなっているか確認した方が良いです。これがしっかり入っていないとZ軸方向の摩擦が大きくなって、スムーズに動かなくなります。 当初、私のプリンターはこのせいで摩擦が大きくなりステッピングモーターが指定位置に動けず、けたたましい音を立てていました。

また、同梱のZ軸のタイミングベルトはかなりきついです。なので、ベルト調整モジュールに通していないのですが、問題なく動作しています。 他のタイミングベルトは最初止めるのにそれほど苦労しない程度のきつさでしたが、造形物の歪みに気づき、多少止めるのに苦労する程度のきつめにしました。 ゆるくても、動作するのですが、ヒートベッドが重いのか、シャフトがまだスムーズではないのか、Y軸ではヒートベッドが造型の両端で行って帰ってくる前後で、ゆるみにより微妙に位置がずれてしまってました。つまり、円形の造形物が歪んでしまっていました。

組み立てに関しては、以上です。参考になれば良いのですが…

ドキュメントの文字化け対応表

Windowsでは以下のように文字化けしていると思います。文字化けしているフォルダーのみを名前順に表示した一覧です。サイズの小さい順に並んでます。

\20180712\・ニ・ケ・ネG・ウゥ`・ノ
\20180712\・ラ・・ソゥ`イソニキ、ホG・ウゥ`・ノ
\20180712\Cura
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚
\20180712\タ菠エ・ユ・。・ィ・オタ、ホSTL+スMチ「・サュ
\20180712\Pxmalion Core I3 3D・ラ・・ソゥ` ・ユ・」・鬣皈ネヌミ、・ハウ。ヒ「セ@セA僂トワネ。嘆ユhテ・pdf
\20180712\Pxmalion Core I3 3D・ラ・・ソゥ` ・ェゥ`・ネ・・ル・・ーネ。嘆ユhテ・pdf
\20180712\Pxmalion Core I3 3D・ラ・・ソゥ`スMチ「ネ。嘆ユhテ・0180705.pdf
\20180712\PxmalionエホハタエⅳoreI3イルラモサュ.mp4
\20180712\PxmalionエホハタエⅳoreI3スMチ「ネ。嘆・サュ.mp4
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\・ラゥ`・・`、ホエ_ユJキスキィ.jpg
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\・ォ・テ・ラ・・ー、ホエ_ユJキスキィ.jpg
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\PC、マ・ウ・ネ・愰`・鬩`、ャユJラR、ヌ、ュ、ハ、、拳場キスキィ.pdf
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\・ェゥ`・ネ・・ル・・ー、ホ・ン・、・ネ.pdf
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\Pxmalion Core I3 ZンS、゙、ソ、マキe胡、ヒ、ト、、、ニ、ホス笵Qキスキィ.pdf
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\YンSイソ、ホヤルエ_ユJ.pdf
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\クS、ホセ琿x、ホヤ半・jpg
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\Pxmalion Core I3 YンSイソ、ホヤルエ_ユJ.pdf
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\Cura、ヒPxmalion CoreI3 3D・ラ・・ソゥ`、ホ・ヌゥ`・ソ、ホラキシモ.pdf
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\ZンSイソ、ホユ{ユ都スキィ.pdf
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\Pxmalion Core I3・ホ・コ・・側゙、熙ホス笵Qキスキィ.pdf
\20180712\イサセ゚コマ拳イ゚\XンS・ケ・鬣、・タゥ`、ホスMチ「.mp4
\20180712\タ菠エ・ユ・。・ィ・オタ、ホSTL+スMチ「・サュ\タ菠エ・ユ・。・ィ・オタ・ヌゥ`・ソ.STL
\20180712\タ菠エ・ユ・。・ィ・オタ、ホSTL+スMチ「・サュ\タ菠エ・ユ・。・ィ・オタスMチ「・サュ.mp4

サイズの小さい順に並べ替えた上(名前順の表示だと変換中に順番が入れ替わってしまいます)で、上記ファイル名を順番通りに以下のように修正すれば良いです。

\20180712\Cura
\20180712\テストGコード
\20180712\プリンター部品のGコード
\20180712\不具合対策
\20180712\冷却ファン通風道のSTL+組立動画
\20180712\Pxmalion Core I3 3Dプリンター フィラメント切れ検出印刷継続機能取扱説明書.pdf
\20180712\Pxmalion Core I3 3Dプリンター オートレベリング取扱説明書.pdf
\20180712\Pxmalion Core I3 3Dプリンター組立取扱説明書.pdf
\20180712\Pxmalion次世代Core I3 3Dプリンター操作動画.mp4
\20180712\Pxmalion次世代Core I3 3Dプリンター組立動画.mp4
\20180712\不具合対策\プーリーの確認方法.jpg
\20180712\不具合対策\カップリングの確認方法.jpg
\20180712\不具合対策\PCはコントローラーが認識できない対応方法.pdf
\20180712\不具合対策\オートレベリングのポイント.pdf
\20180712\不具合対策\Pxmalion Core I3 Z軸または積層についての解決方法.pdf
\20180712\不具合対策\Y軸部の再確認.pdf
\20180712\不具合対策\各軸の距離の詳細.jpg
\20180712\不具合対策\Pxmalion Core I3 Y軸部の再確認.pdf
\20180712\不具合対策\CuraにPxmalion CoreI3 3Dプリンターのデータの追加.pdf
\20180712\不具合対策\Z軸部の調整方法.pdf
\20180712\不具合対策\Pxmalion Core I3 ノズル詰まりの解決方法.pdf
\20180712\不具合対策\X軸スライダーの組立.mp4
\20180712\冷却ファン通風道のSTL+組立動画\冷却ファン通風道データ.STL
\20180712\冷却ファン通風道のSTL+組立動画\冷却ファン通風道デ組立動画.mp4

次は3Dプリンター(Pxmalion CoreI3)の動作確認 – DigTechです。